管理栄養士の梅原祥太です。

梅原祥太

梅原祥太

 女性が「痩せよう!」と思ったときに、多くの方が「食事を抜く」「低カロリー重視の低栄養なものを摂る」など、カロリーばかりに目が行きすぎてしまい、栄養不足になっているパターンが多くあります。しかし、綺麗に痩せるためには、体型を崩さないことや、基礎代謝や活動代謝を落とさないことが求められますよね。

 つまり、なるべく筋肉を落とさないように脂肪を落としていくことが本当に綺麗に痩せるために必要になってくるのです。

体重が減っても、太りやすい体質になるワケ

 栄養を無視した「食事制限」+「有酸素運動」をしている人も多いかもしれませんが、たしかに短期間で体重は大きく減るでしょう。ただ、これは脂肪以外にも綺麗な体型や代謝を上げるための「筋肉」が大幅に落ちてしまうため、リバウンドしやすいのです。さらに言えば、減量前の体重に戻ったとしても、以前より内訳として「筋肉が減り脂肪が増えている」ので、痩せにくく太りやすい身体になってしまいます。

ダイエット1 せっかく苦労しているのに、自分で首をしめてしまっているということになりますね。さらに、この間違った減量法は、心身の不調(冷え、むくみ、便秘、疲れやすい、生理不順など)も出やすくなってしまうのです。

 正しい減量法は、筋肉をできる限り維持させることです。筋肉だけでなく、身体は全てタンパク質からできており、まずこのタンパク質がしっかりと確保できていなければ、筋肉はどんどん落ちていくことになります。

肉、魚、卵が全然足りてない

 たとえば、サラダでお腹いっぱいにしても、カロリーだけを見た低栄養な食生活では、タンパク質が不足し、筋肉はどんどん落ちてしまいます。やせ願望のある女性の食事を見させていただくと、やはり肉、魚、卵、大豆製品などのタンパク質源が圧倒的に不足している方が多いのです。

タンパク質「動物性食品は太りそう」というイメージで食べることを避けている方が多いのですが、これは綺麗に痩せていくためには間違った認識だと覚えてください。

 実は動物性食品には、良質なタンパク質やビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれています。ただし、肉や魚の種類によっては脂質が高くなるのは確かです。この脂質も、代謝を上げていくことや細胞膜、脳やホルモンの材料などになるため、必要なものになってきますが、脂質の多い部位や種類ばかりを摂ってしまうと減量期ではカロリーオーバーにもなってきます。

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